GPのこてしらべ

先日、唐松岳を登った際に登山靴のヒールサポートやつま先の接着部が剥がれていました。
9月に予定している山は片道17Kmもあり、しかも難易度が高い岩稜帯があるため、これはもたないかな~?
ということで、登山靴をつくばの好日山荘で新調しました。
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ザンバラン スパーク GT。イタリア製の登山靴です。
当初考えていたのは別の靴でしたが、接客してくれた店長さんと話していいるうちに、行く山にあった靴がよいでしょうということで、一番履き心地が良かったこの靴に決定しました。
そして一言。
「本番までに筑波山を2、3回登って慣らしてくださいね。」

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そんなワケで 「いっちょやっつけますか~」と行ってきたのが、群馬県にある妙義山。
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4年前に特訓しに来てみたものの、途中寄り道しすぎで日没サスペンデッドとなった山です。
靴慣らしも兼ねて、カミ様に鎖場に慣れてもらおうと再挑戦。

朝7時前に家を出発し、寄り道せずに9時に妙義山 中之岳駐車場に到着。
広い駐車場には、20台ほどの車。
登山3割、観光7割ぐらいで観光客っぽい人達は、尾根を見上げて手を振って歓声を上げてます。
はて何だろ?

駐車場から5分ほどで、石門群登山道の登山口。
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登山口にはなかなか物騒な看板もあります。
登り始めてすぐに「かにのこてしらべ」。
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ほんの2、3メートルほどの鎖です。
ここで躊躇するようならこの先は難しいでしょう。
が、カミ様はささっと登ってしまいました。
たくましくなったな~

大きなアーチの第一石門通過。
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さて早くも核心部、「かにの横ばい」「たてばり」「つるべさがり」の鎖場三連チャン。
まずは「かにの横ばい」。
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横に張られた15メートルほどの鎖に沿って岩の斜面をトラバース。
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足場はちゃんとありますが、朝の雨で濡れているので慎重に。

続けて第二石門をくぐる10数メートルの登り「たてばり」。
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鎖の位置と足の置き場がいまひとつアンマッチなため、ちょっと苦労したようですが無事登り切り。
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おお、行けるね~

そして登った分20メートル降りる「つるべさがり」。
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覚悟を決めてレッツゴー。
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冷静に足場を確保して垂直降下。
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無事着地。
ちなみに見上げるとこんな感じ。
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ここの鎖場では、カミ様は特に恐怖感無く落ち着いてクリア。
これなら、石門群の先にある「大砲岩」も行けるかな?

ちょっと歩いて、10メートルぐらいの「片手さがり」。
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ここで事件発生。
足が挟まって抜けない・・・
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10:20 そんなちょっとした事件をクリアして、無事に第四石門に到着。
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ちなみに第三石門は寄り道になり行き止まりでもあるため、時短でパスしました。
第四石門見晴らしからの眺め。

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奇石が起立する風光明媚な眺めです。
右の石塔が先ほど通過した第二石門。
「つるべさがり」の鎖が見えました。
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ここまで余裕をもって鎖場をクリアしてきたので、時間もあることだし大砲岩まで足を伸ばしてみようということに。
と、ここで中間道を妙技神社方面から来た一団が、同じく第四石門の見晴らしから気勢をあげていました。
「若いっていいね~」とじじむさく思っていたら、続けて降りてきたソロのおじさんが一団を指して、
「あのひと、田中陽希さんだよ、」
と教えてくれました。
はて、どちらの田中さんかな?とはてなマークを出していると、
「二百名山一筆書きの。」
!!
おおっ!!あの田中さんですか!?
昨年、日本百名山一筆書きを制覇し、今年は二百名山一筆書きを実施中と知っていましたが、まさかここで出会うとは何という偶然。
見晴らしから降りてきた田中さんには「がんばってください」としか声を掛けられないシャイなウチら。
かわりに同行スタッフの写真でも撮っておこう・・・
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さて、気を取り直して大砲岩へ取り付きます。
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まずは、10メートルほどの下り。
つるべさがりより傾斜は緩く、難なく降下。
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次は鎖に沿ってトラバース。
こちらも先ほどのかにの横ばいと同じぐらいの難易度。
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そして、大砲岩根元の岩壁を垂直登坂。
とりあえず味見してみます。
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うん、鎖を使えば足場がちゃんとあるので、カミ様も登れそう。
じゃ、おいで~と下に声を掛けると、
「ハ、ハチーーーー!」
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この高さからでも十分見える大きなスズメバチがカミ様の周りをグルグル回ってました。
・・・あ、お尻に止まった。
「ひゃーーーーっ」とパニくって、あっという間に元来た道を逃げていくカミ様。
とりあえず、ハチが見えなくなったので岩場を降りて、カミ様と合流。

しばらく息を潜めて、ハチが戻ってこないことを確認。
今度は下からハチが来ないか見張っている間に、カミ様を先行させます。
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やっと、大砲岩の根元に取り付きました。
まっすぐに、両脇が切れ落ちた岩場を進めば「天狗のひようてい」。
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左に両脇が切れ落ちた岩場を進めば「胎内くぐり」・・・
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右に両脇が切れ落ちた岩場を進めば「大砲岩」・・・
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いずれも、ナイフリッジじゃん・・・
ここは幾分マシな「大砲岩」方面に足を踏み出し、その先を覗いて見ました。

いやもう十分に岩場の醍醐味を味わったので、撤収~。

下山は普通の登山道の中之嶽神社のほうから。
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駐車場に戻り、帰り支度をしていると再びあの田中さんが。
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ガスの取れたギザギザの尾根を撮っていました。
スケジュール表によると、この後、荒船山に向かうようです。
一日二山登るとは、パワフルですね~

さて、これで鎖場岩場のスリルを味わって9月の本命登山に向けて準備万端。
ちなみに、どの鎖場が一番怖かったか、カミ様に聞いたところ、
「スズメバチが怖かった~」
あ~、印象が全部そっちに持って行かれたか・・・


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ちなみにこちら、数年前に小栗旬のCMに出てきた妙義山。
険しそうですね~

小栗旬のカローラのCM


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by gp_backyard | 2015-08-22 23:50 | 閑話休題 | Trackback | Comments(0)

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