双六岳はやまらない

夏山登山のシーズンは、もう終盤。
8月を過ぎると、3000m峰の朝晩は気温はひと桁台とめっきり寒くなってきました。

さて、今回目指す山は8月にキャンセルした笠ヶ岳。
せっかくなので、周回コースで双六岳の方まで足を伸ばし、2泊3日のガッツリ登山を当初計画しました。
笠ヶ岳に登る笠新道は噂に名高い急登との事で下山に使うことにし、まずは緩やかな小池新道で双六岳へ。
そこから稜線を伝って笠ヶ岳たへ至り、笠新道で下山。
などと、考えてましたが3日目の天気が下り坂のようで・・・

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9/9 22:00 水戸出発。
新穂高温泉の駐車場は常に激戦状態なので、今回は早めに着いて駐車してから仮眠する作戦。
珍しく旅のしおりの時間通り出発できました。

9/10 03:00 新穂高温泉市営新穂高第3駐車場(登山者用無料駐車場)着【標高約1040m】
今回は早いし大丈夫かな~と思ってましたがすでに満車状態らしく、バリケードで封鎖されてました。
登山指導センター近くの有料第1駐車場は時間外、第2駐車場も満車らしい。
早々にあきらめて新穂高ロープウェイ駐車場のほうへ移動。

03:20 新穂高ロープウェイ鍋平高原登山者用駐車場着【標高約1250m】
2年前の槍ヶ岳登山のときと同じく、こちらに駐車。
下のほうには鍋平登山者用駐車場がありますが、こちらのほうが登山指導センターまで近いのでまだ便利です。

05:00 起床
ぐっすりと仮眠できてスッキリ。
朝食を食べて、外に出るとひんやりしたとした空気。
もう夏の雰囲気じゃないですねぇ。

05:45 出発
周りも明るくなって来ましたので、いざ出発。
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笠ヶ岳(かな?)がちょっぴりモルゲンロート。
とってもいい天気で、テンション上がる~
駐車場から登山指導センターまで200mの激下り。
前回この下り道は経験済みなので覚悟は出来てましたが、熊が出るとは聞いてない・・・

06:15 新穂高登山指導センター着【標高約1090m】
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今日も登山者がいっぱい。
登山届けを提出し、準備を整えます。

06:30 新穂高登山指導センター発
登山センターにいたほとんどは、槍ヶ岳方面の右俣林道へ行くようです。
うちらは今回は、登山センター越しに見える笠ヶ岳方面の左俣林道に向かいます。
駐車場が遠くなったので旅のしおりから30分遅れの歩き始めとなります。
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いつも思うんですが、あれだけ沢山の登山者がいるのに歩き始めると前後に人影が見えないのは何故なんでしょうかね?
メジャールートのはずなのに・・・はて?

しばらくは緩やかな登りの幅の広い林道歩き。
ちょくちょく見える稜線と青空に気分は上々。
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途中、全然風を感じない「お助け風穴」や「傾いた橋」とかを通過。
「一切の責任を負いかねます」と言われてもね~・・・

07:30 笠新道登山口通過【標高1370m】
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笠新道の入り口を覗くと、いきなり切れ上がるような上り坂。
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谷川岳の西黒尾根みたい?
噂にたがわぬ急登の匂いがプンプン。
とはいえ今回の登山計画では、笠新道は下山で使う予定なので今日はスルーします。

07:40 わさび平小屋【標高1402m】
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ここで小休憩。
冷やしトマトやスイカやオレンジが美味しそう。

08:10 小池新道入口【標高1470m】
わさび平小屋からさらに20分ほど林道を歩くと、いよいよ本格登山道。
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眼前には青い空と目指す稜線。
ここから、高低差1100mを約6時間かけて登ります。
・・・けっこう遠く、高く見えるなぁ。

小池新道はとてもよく整備された登山道で、よくもまぁこんなに平らに石を並べたと感動するほど。
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ガイドの○印や矢印もこれでもかと言うぐらいマークされていて、道迷いの心配も少なく安心です。

09:00 秩父沢出合通過【標高1720m】
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ここに設置されている二つの板の橋は、登山シーズンのみ期間限定だそうです。
水量が少ないので晴れた日は何てこと無いですが、雨が降ったら渡るの怖そう~

09:20 チボ岩通過【標高1800m】
大きな岩がゴロゴロと押し出している沢。
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「チボ」とはここの方言で「スリ」のこと。
ここで物を落としたら、岩の間に入ってしまいスリ取られたように取り戻せないからとかなんとか。

09:50 イタドリが原通過【標高1916m】
もうこの辺は傾斜がきつくてなっていて、しかもあまりにもいい天気に暑くて足取りが重い・・・
うつむきがちになりますが、思い出したように顔を上げると目に入る風景には癒されます。
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あまりの暑さに絶対に「鏡平山荘名物のカキ氷」を食べるぞ~と、かたく心に誓います。

10:30 シシウドが原【標高2090m】
ここでシャリ休憩。
奥穂西穂の稜線を眺めながら、パンとおにぎりを軽く補給。
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カミ様はお昼ご飯本番を双六小屋のカツカレーと定めているようだ。
昼飯時に間に合うかな?

ここからはさらに急登となります。
「熊のおどり場」と呼ばれる小さな湿原を通過するとあと30分ほどで鏡池。
ステップを踏むカミ様♪
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・・・ん?熊が出るのか?

11:40 鏡池【標高2285m】
「鏡平まであと500m」とか「あと5分」とかのメッセージに一喜一憂し、湿原に渡された木道を進むと・・・
鏡池に到着!
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池に写る槍穂もバッチリ!
なんとか水面が静かなうちに辿り着けました。
いやもう魂抜かれるぐらいの絶景です。
カミ様も大はしゃぎ。
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11:50 鏡平山荘着【標高2300m】
鏡池からすぐそこに鏡平山荘がありました。
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そして念願かなって鏡平名物のカキ氷!
売り切れていたらどうしよう、シーズン終了してたらどうしようとドキドキでしたが、無事食べることが出来ました。
標高2300mなのに、ふわふわの氷。
練乳トッピングでさらに美味しさ倍増。
美しい風景を眺めながらの至福のひと時でした。

12:10 鏡平山荘発
それでは、次なる双六小屋のカツカレーに向けて出発。
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鏡平から稜線に向かいトラバース気味に登っていきます。
遠く高く急に見えますが、実際登ってみるとそれほど感じません。
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13:10 弓折乗越【標高2560m】
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ここからは、アップダウンの少ない稜線歩き。
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アップダウンは少ないのですが地味に辛い稜線を辿っていくと、ついに双六小屋発見!
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奥にはドーンと鷲羽岳。
しかし、小屋が見えてからがまた長かった・・・

もうちょっとかな?
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もう少しかな?
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あと・・・
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14:30 双六小屋着【標高2600m】
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玄関で宿泊の手続きをしていると・・・、ん?
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んん?
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リピート山中氏!
そう、本日ここ双六小屋ではリピート山中氏のコンサートが開催されるのです。
今回の登山計画で笠ヶ岳から周回せずに双六岳からの周回にこだわった理由がこのため。
今日のこの日に双六小屋に宿泊するのが絶対条件だったのです。

明日の天気は曇り予報のため、今日のうちに双六岳山頂アタックすべきか悩みましたが、コンサート開催のため夕食時間が早く、帰ってくるのがギリギリっぽいため断念。
明日の天気に賭けて、夕食までのんびりすることにします。
ちなみに、カミ様が楽しみにしていたカツカレーも夕食まで時間が無いためこれも断念。

代わりにのんびりティータイム。
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双六小屋にはケーキがあるんです!
しかも陶器の皿に乗って出てくるなんて、ちょっとしたカフェ気分。
鷲羽岳を眺めながら、コーヒーと紅茶を淹れてティラミスケーキと紅茶シフォンを美味しく頂きました。
16時には双六岳に沈む夕日。
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翼を広げるような鷲羽岳の雄姿。
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このときまでは、いい天気でしたねぇ・・・

16:30から早めの夕食。
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こんな山の上で美味しい天ぷらが食べられるとは・・・
さすが、「山と渓谷 泊まってよかった山小屋2016」の第2位。
食事もさることながら、ホスピタリティもトイレも素晴らしかったです。

19:00からは待ちに待った「リピート山中 山小屋コンサート」が開幕。
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会場の食堂は満員。
歌にトークに大盛り上がりの1時間。
カミ様も手拍子を合わせてノリノリ。
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つい勢いでCDも買っちゃいました~
誰もが一度は聞いたことがある曲は↓こちら。
登山に行くときには、これを聞いてテンションをあげよう~

ヨーデル食べ放題

それぞれの味

いや~、がんばって登ってきたてよかった~

21:00 消灯
今年は「星空の写真を撮る」こともテーマのひとつでしたが、星ひとつ見えないガスガスな空模様。
明日、晴れることを祈りつつ床につきました。
ちなみに、6人部屋に4人のみでひとりで布団ひとつが占有できて快適でした。
Zzzz

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by gp_backyard | 2016-09-10 23:50 | 閑話休題 | Trackback | Comments(0)

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